第6講 特殊法人?
はい、今日も昨日に引き続き、政治の話です。
今日は、昨日でてきた「特殊法人」について。

昨日の説明だと、国と民間の間の仕事をするって事でしたけど、
今日はもう少し詳しく説明しようと思いますよ。

まず、特殊法人が作られた理由からです。
今はもう民営化されましたが、JRなんかは特殊法人でした。
鉄道を全国に作るには、莫大なお金が必要ですよね?
そんなお金持ち、昔は日本にはいませんでした。
だけど、みんな鉄道欲しかったみたいです。だから国がお金を出して(もちろん税金から)、鉄道を作ったんです。他にも、NTT(日本電信電話)やJT(日本たばこ産業)も、特殊法人でした。

どうして国がやらないで、国と民間の間ってしたかというと、それぞれの良い所を取り入れようとした結果です。民間の企業と競争する事で、サービスなどの向上を図っています。

民間の力が弱くて、国全体の社会資本(鉄道や道路etc)整備が遅れていた時代には、このやり方は有効だったのでしょう。
けれど、時代が変わるにつれて、問題点ばかりが多くなってきました。

特殊法人の問題点の一つとして、いったん組織を作ると、時代が変わり役割が無くなっても、守り維持し続けてしまうということがあります。その結果、無駄な公共事業などが行なわれることになってしまうんです。

道路公団っていう、道路を作る特殊法人は、すごく頑張って道路を作ってきました。
そして、日本中に道路が張り巡らされました。道路公団の優秀な人達は、本当によく頑張りました。そして、もう道路を作るとこがなくなってきました。
そうすると、優秀な人達の仕事がなくなりました。仕事がないと、給料がもらえません。だから、新しく道路を作りました。意味のない道路をいっぱい作りました。
それでも、もう作る道路がなくなりました。そうすると、今度は今の道路を壊し始めました。そして、壊した道路を直し始めました。穴を掘って、穴を埋める作業をずっと続けてきました。

そして、民間の企業と違って、潰れる心配がないんです。
だからみんな好き放題お金を使えます。羨ましいですね!

こんな特殊法人、さっさとなくしてしまった方がいいと思いますよね?
だけど、それに乗り気じゃない人達がいるんです。
そう、

官僚のみなさんです。

何故かって?そりゃ特殊法人があった方が、官僚のお偉いさんにとってオイシイ事があるんですよ。
それが、

天下り(あまくだり)です。

天下りっていうのは、官僚のみなさんが企業に高い役職で再就職する事です。
天下りのほとんどは、特殊法人に流れます。
つまり、特殊法人が無くなるということは、官僚にとって退職後の行き先が無くなるということです。だから改革に抵抗するのです。

あとは、民営化といえば、郵政民営化ですよね?言葉くらいは知ってるでしょ!?

郵政公社っていう、国と民間の間の会社を、完全に民営化しようとしている小泉さん。
これまでの話の流れからすれば、国民は大賛成でしょう!?

ですけど、そんなに簡単なものじゃないんですね。

そりゃ上に言った問題点は解消されるかもだし、民営化されれば、もっと競争が激しくなって、国民のためのサービスがもっともっと充実するだろうと思います。

しかし、民営化ということは、民間の会社になることです。民間の会社はお金をもうけなければなりません。そうでないと倒産してしまう恐れがあるからです。でも、郵便局がお金もうけに走ると、人が少ない地方に郵便局をおいておいても利益が出ないので、郵便局をなくしてしまったり減らしてしまったりする恐れが出てきます。そうなったら、地方の人には大変不便なことになります。

ほら、どっちにすればいいか分からなくなったでしょ(笑?

あなたはどう思いますでしょうか?
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by satoc_555 | 2005-03-14 00:08
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