第13講 ペイオフ解禁?
はい、それでは今日の講義を始めます。
今日は、「ペイオフ解禁」についてです。

まず、ペイオフとは何かを説明しようと思いますよ。

ペイオフとは、銀行なんかが倒産しちゃった時に、預金者へ1000万円に限って預金を保護する制度です。

今までは全額を国が保証してくれていたのですが、ペイオフ解禁となる事で、1000万円までしか、保護されなくなります。
解禁って分かりますよね!?ペイオフを禁止していたのを、禁止しなくなるって事ですよ!

現状では2002年の4月から、定期預金においては、ペイオフが解禁されています。
そして、2005年の4月から、ペイオフ全面解禁になるみたいです。(ただし、無利子の決済性預金に限り全額保護されます。)

一応解説しておきますね。
「定期預金」とは、一定期間内に払い戻しの請求をしないことを約束した期限付きの預金です。当分使う予定のないお金があるなら、金利の比較的高いこちらを使うのをお勧めします。
逆に、「普通預金」っていうのは、いつでもキャッシュカードなんかで引き出せたり預け入れたりできる預金です。こっちが、今年の4月から、ペイオフ解禁になります。
あと、「無利子の決済性預金」ってのは、主に会社が持っている、利子がつかない預金の事です。会社同士の取引なんかに、使われたりします。当座預金って聞いた事あるでしょうか?これは、この部類です。

さて、このペオイフ対策ですが、一般に1000万円以上の預金を持たない人には、対策は必要ないと思われがちです。しかし、万が一ペイオフ発動(つまり、金融機関が破綻した状態)となった時に、預金口座が凍結される事をお忘れなく。窓口やATMは閉鎖されてしまいます。
生活出来なくなると困るので、仮払い金として60万円まで引き出す事は可能ですが、それ以上はしばらく出来ません。もちろん、30万円の預金しかなかったら60万円引き出す事は出来ませんよ(笑
また、勝手に60万円くれる訳でもないので、新聞広告なんかで「仮払金制度適用のお知らせ」を見て、表示されている金融機関に自分で請求しに行かなければならないのもお忘れなく!

そして、1000万円以上の預金をお持ちの方は、そうはいないと思いますけれど、一応書いておきます。これを読んでいるみなさんが、将来出世する事を祈っていますよ~。

例えば、3000万円の預金があるとします。
これを、A銀行のa支店b支店c支店に、1000万円ずつ預金しているとします。この場合、A銀行が破綻した時に保護される金額は、1000万円までです。
これを、A銀行B銀行C銀行に、1000万円ずつ預金しているとします。この場合、3銀行が全て破綻したとしても、3000万円保護されます。

あと、最後にフォローしておくと、、「ペイオフ=1000万円だけ保護」ではありません。
とりあえず、1000万円は保護しておき、その後色々な処理をした後で、まだその銀行にお金の余裕があったなら、さらに払い戻されますよ。

だいたい、大雑把にはこんな感じです。
今日もお疲れ様でした!
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by satoc_555 | 2005-03-29 17:30
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