こんばんは、2008年に社会人になる(予定の)stcです。
今日は、「団塊の世代」という世代を紹介しようと思います。 「団塊」とは、読んで字の如く、「かたまり」です。 ある世代だけやけに人口が多くて、かたまりみたいだから、「団塊の世代」といったのでしょう。1976年に、作家・堺屋太一が発表した「団塊の世代」で使われたのが始まりのようです。 さて、「ある世代」とは一体どの世代かと言うと、第二次世界大戦直後、1947年~1949年の第一次ベビーブームで生まれた世代を指します。 これは、戦争から兵士が帰還した際や、戦争の終結に安堵した人々が子供を作ったためだそうです。 この世代は、思春期に外交関係での闘争を見ていたり、周囲の大人から戦争の悲惨さを語られ、反戦意識が強いそうです。その点、私達の世代は戦争に無関心ですね。自衛隊がイラクに行っても、興味すら持たない人が多いでしょう。 また、地方の若者は、地方は働き口が少ないので、東京などの大都市に就職します。家族から独立するのに伴って、住宅も不足します。その為、団地なんかが次々と建てられます。 そして、団塊の世代の子供の数も、もちろん多くなります。 これが、第二次ベビーブームです。1971年~1974年の事です。 この世代の人々は、非常によく働いたそうです。そして、日本は高度経済成長を遂げました。 中年世代になると、「モーレツ社員」や「企業戦士」と呼ばれたそうです。 しかし、ストレスなんかで過労死する人も少なくなく、病気で倒れる人も続出しました。 また、今の不況でリストラの対象となっているのも、この世代です。 2007年から2010年にかけて、団塊の世代が一斉に定年退職します。 さてさて、その影響で就職倍率が下がらないものか・・
by satoc_555
| 2005-04-19 00:18
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