第25講 サブリミナル効果?
こんにちは、GWでお休みしていました、stcです。
今日は、サブリミナル効果というものを、みなさんにご紹介します。

まず、この効果が用いられた実例を挙げてみます。

19955年5月、TBSはオウム真理教関連番組の中で、教団代表の麻原彰光被告の顔などのカットを、無関係な場面で挿入していました。挿入時間は一瞬であり、画面を注意深く凝視したりでもしない限り、ほとんどそれとは気づかないものでした。

これが、「サブリミナル手法」です。
サブリミナルとは、意識のしきいの下、つまり、「無意識・潜在意識」といった意味になります。

TBSの例だと、視聴者が気がつかないところで、麻原被告の顔を見ている事になり、無意識のうちにメッセージを受け取っている事になります。TBSは、番組のテーマを際立たせるための1つの映像表現として用いたと述べていますが、いずれにしても、この行為は厳しく非難されることになり、郵政省はTBSに対して「厳重注意」の行政指導を行い、TBSのほうも「視聴者が感知できない映像の使用はアンフェアであった」と謝罪しています。

また、もう少し最近だと、日テレの「マネーの虎」も、大きく報じられました。
オープニングから本編に切り替わる瞬間0.2秒(1秒間30コマのうち6コマ)ほど、一万円札の福沢諭吉の顔が入っていたそうです。

今では、民放連のガイドラインでも、その使用が規制されています。

ただし、この効果を疑問視する声も多くあります。

例えば、1957年に、米国の映画館で、5秒に一回目では確認出来ない速さで「喉が渇いた?コーラを飲みなさい」というメッセージを潜ませた結果、コーラの売り上げが激増したという実験があり、潜在意識への広告として、非常に注目されました。
しかし、これを他の飲み物を勧めるメッセージにしても、結局一番の売り上げはコーラだったという実験もあります。

効果うんぬんよりも、倫理上よくないという事らしいですね。
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by satoc_555 | 2005-05-08 19:51
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